タイ旅行のチップはどこで必要?|場所別の金額目安と渡し方

初めてのタイ旅行では、「チップは必ず渡すの?」「ホテルやマッサージではいくら渡せばいい?」と迷う方もいるのではないでしょうか。

日本ではチップを渡す習慣がほとんどないため、戸惑うのも自然なことです。

タイでは、すべての場面でチップが必要なわけではありません。ただし、マッサージ店など、チップを渡す習慣がある場所もあります。

私は、チップを渡すときは感謝の気持ちを込めて、気持ちよく渡すことを大切にしています。

今回は、私が実際に渡している金額に近い目安を紹介しながら、ホテル、マッサージ、レストラン、カフェ、現地ツアーなどのチップ事情をわかりやすく解説します。

まさよし

海外渡航50回以上、タイでの滞在歴は通算10年以上。タイ国政府観光庁公認のタイランド・スペシャリストです。「自分の妻や母にも、安心しておすすめできるか」を大切に、50代からの安心で快適な大人旅を紹介しています。

結論|タイ旅行のチップは、この一覧表で迷わない

チップは感謝の気持ちといっても、初めての旅行では「結局、どこでいくら渡せばいいの?」と迷いますよね。

そこで、私が実際に渡している金額に近い目安を、チップを用意しておきたい場所と、基本的に不要な場所に分けてまとめました。

チップを用意しておきたい場所

場面チップの目安
街中のマッサージ店(1時間)50バーツ札1枚
街中のマッサージ店(2時間)100バーツ札1枚
少し高めのスパ100〜200バーツ程度
高級ホテルのスパサービス料を確認。追加のチップは任意
ホテルの荷物運び20バーツ札1枚。荷物が多ければ40バーツ程度
混載ツアーのガイド半日50バーツ、終日100バーツ程度(1人あたり)
混載ツアーのドライバー渡す場合は20〜50バーツ程度
貸切ツアーのガイド1日300〜500バーツ程度(グループ全体)
貸切ツアーのドライバー1日100〜200バーツ程度(グループ全体)

基本的にチップが不要な場所

場面チップの目安
ホテルの客室清掃(枕銭)基本的に置かなくても大丈夫
レストランサービス料があれば追加不要。なければお釣りの小銭を残す程度
カフェ基本的に不要
タクシー・配車アプリ少額のお釣りを受け取らない程度。基本的に任意
屋台・フードコート・コンビニ不要

※金額は法律や決まりではなく、初めてタイを旅行する方が迷わないための目安です。ツアーについては、予約先から案内がある場合は、そちらも確認してください。

20バーツ札、50バーツ札、100バーツ札を何枚か用意しておけば、旅行中も迷いにくくなります。

また、特に丁寧なサービスを受けたときは、基本の金額に少し上乗せしてもよいでしょう。

まずは、チップを用意しておきたい場所から詳しく見ていきましょう。

チップを用意しておきたい場所

タイ旅行では、最初からチップを用意しておきたい場所があります。

特にマッサージ店では、施術してくれた方への感謝と敬意を込めて、チップを渡すことをおすすめします。

マッサージ店では、基本的にチップを渡しましょう

タイ古式マッサージやフットマッサージは、タイ旅行の楽しみの一つです。

タイではチップが不要な場面も多くありますが、私はマッサージ店では基本的にチップを渡すことをおすすめします。

マッサージは身体を使う大変な仕事

マッサージは、施術者が自分の身体を使い、1時間、2時間とつきっきりで施術してくれる仕事です。

見た目以上に体力を使いますし、一人のお客さんを担当している間は、その施術に集中することになります。

また、マッサージ店によっては、施術ごとの歩合で働いている方もいます。

給与体系はお店によって異なりますが、チップが施術者にとって大切な収入の一部になることもあります。

だからこそ私は、施術してくれた方の労働に対する感謝と敬意を込めて、チップを渡しています。

単に「タイのマナーだから」という理由だけではありません。

私が実際に渡しているマッサージのチップ

参考までに、私が普段渡している金額をご紹介します。

利用するお店私が渡しているチップ
街中のマッサージ店(1時間)50バーツ
街中のマッサージ店(2時間)100バーツ
少し高めのスパ100〜200バーツ

街中のマッサージ店なら、1時間で50バーツ札1枚、2時間で100バーツ札1枚。

これなら、初めての方でも金額に迷いにくいと思います。

もちろん、チップは法律上の義務ではありません。極端に対応が悪かった場合まで、無理に渡す必要はないでしょう。

それでも、マッサージを受けるなら、最初からチップを用意しておくことをおすすめします。

チップは施術してくれた方に直接渡そう

マッサージが終わったら、担当してくれた方に直接手渡すのが自然です。

特に施術が素晴らしかったときには、普段の金額に少し上乗せしてもよいでしょう。

せっかく気持ちよく身体をほぐしてもらったのですから、最後も笑顔で感謝を伝えたいですね。

高級ホテルのスパではサービス料も確認

高級ホテルのスパでは、施術料金にサービス料が含まれている場合があります。

その場合、追加のチップは必須ではありません。

料金表やレシートを確認し、特に感謝を伝えたい場合に渡せばよいでしょう。

ホテルで荷物を運んでもらったとき

ホテルのスタッフがスーツケースを客室まで運んでくれたら、20バーツ札1枚を渡すとわかりやすいでしょう。

荷物が多い場合は、40バーツ程度を目安にしてもよいと思います。

部屋に荷物を届けてくれたタイミングで、直接手渡せば自然です。

もちろん、自分で荷物を運んだ場合は必要ありません。

現地ツアーのガイドやドライバー

アユタヤや水上マーケットなど、日本人向けの現地ツアーに参加する場合も、チップを用意しておくとよいでしょう。

基本的に任意ですが、丁寧に案内してくれたガイドさんや、安全運転をしてくれたドライバーさんに、最後に感謝を伝えることができます。

他のお客さんと一緒のツアー(混載ツアー)

混載ツアーでは、次の金額を一つの目安にするとわかりやすいでしょう。

  • ガイドさん:半日なら1人50バーツ、終日なら1人100バーツ
  • ドライバーさん:渡す場合は20〜50バーツ程度

例えば、夫婦2人で終日のツアーに参加した場合は、ガイドさんに100バーツ札を2枚渡すイメージです。

自分たちだけの貸切ツアー

貸切ツアーで1日案内してもらった場合は、グループ全体で次の金額を一つの目安にするとよいでしょう。

  • ガイドさん:300〜500バーツ程度
  • ドライバーさん:100〜200バーツ程度

夫婦2人で参加した場合も、1人ずつではなく、2人でまとめて渡す形です。

もちろん、どちらのツアーでも、特に丁寧な対応をしてもらった場合は、感謝の気持ちを込めて少し多めに渡してもよいでしょう。

なお、ツアー会社によってはチップの目安が案内されていたり、料金に含まれていたりすることもあります。

予約時の案内を確認しておきましょう。

基本的にチップが不要な場所

タイでは、チップを渡さなくても問題ない場所がたくさんあります。

初めての旅行だからといって、どこでもチップを渡す必要はありません。

カフェでは基本的にチップ不要

スターバックスやカフェ・アマゾン(Café Amazon)、街のおしゃれなカフェなど、カウンターで注文・会計するお店では、基本的にチップは不要です。

レジの横にチップボックスが置かれていることもありますが、入れるかどうかは自由です。

また、テーブルで注文するカフェでも、チップは基本的に必要ありません。

サービス料が含まれている場合は、追加のチップも不要です。

カフェでは、チップを渡さなくても大丈夫。

まずはそう覚えておけばよいでしょう。

屋台・フードコート・コンビニでは不要

タイの屋台やフードコート、コンビニなどでは、基本的にチップを渡す習慣はありません。

表示された料金を支払えば、それで十分です。

買い物や食事のたびにチップを用意する必要はありません。

レストランではサービス料を確認しよう

タイのレストランでは、お店によってチップの習慣が異なります。

特に覚えておきたいのは、サービス料が含まれているかどうかです。

サービス料10%が含まれている場合

中級〜高級レストランなどでは、会計に10%程度のサービス料が加算されることがあります。

レシートに「Service Charge」と記載されていれば、追加のチップは基本的に不要です。

なお、レシートにある次の2つは別のものです。

  • VAT 7%:日本の消費税にあたる税金
  • Service Charge 10%:お店が設定しているサービス料

VATが記載されていても、サービス料が含まれているとは限りません。

サービス料がない場合

サービス料のない一般的なレストランでも、チップは義務ではありません。

テーブル会計でお釣りが戻ってきたら、端数の小銭をそのまま残す程度で十分です。

もちろん、料理や接客が特によかった場合は、20バーツ札を1枚添えてもよいでしょう。

タクシーや配車アプリでは基本的に不要

タイのタクシーでは、チップを必ず渡す必要はありません。

ただし、少額のお釣りを受け取らず、そのまま渡すことはよくあります。

例えば、運賃が85バーツなら、90バーツや100バーツを渡して、お釣りを受け取らないといった方法です。

毎回大きく切り上げる必要はありません。

Grabなどの配車アプリでも、チップは基本的に任意です。アプリによっては、乗車後にチップを追加できる場合があります。

なお、チップと正規の運賃は別のものです。料金に不明な点があれば、きちんと確認しましょう。

ホテルの客室清掃(枕銭)は必要?

これは、初めてタイを旅行する方が迷いやすいところだと思います。

結論から言うと、タイのホテルでは、枕銭を毎日必ず置く必要はありません。

客室清掃は宿泊料金に含まれるサービスなので、置かなくても通常は失礼にはあたりません。

中級以上のホテルに宿泊する場合でも、同じです。

もちろん、丁寧な清掃や特別な対応に感謝を伝えたいときは、20〜40バーツ程度を置いても構いません。

迷ったら、枕銭は置かなくても大丈夫です。

チップの渡し方と覚えておきたいマナー

笑顔で「ありがとう」を伝えよう

チップを渡すときは、笑顔で感謝を伝えましょう。

タイ語で「ありがとう」は、

  • 男性なら「コップクン・クラップ」
  • 女性なら「コップクン・カー」

といいます。

発音が完璧でなくても大丈夫です。

感謝の気持ちが伝わることを大切にしたいですね。

20・50・100バーツ札を用意しておこう

タイでは、20バーツ札、50バーツ札、100バーツ札を何枚か持っておくと便利です。

コンビニやスーパーで買い物をした際に、細かいお札を残しておくとよいでしょう。

ホテルやマッサージ店でスタッフに直接チップを渡す場合は、硬貨よりも紙幣を使うとスマートです。

一方、レストランでお釣りの小銭を残したり、タクシーで少額のお釣りを受け取らなかったりすることはあります。

硬貨を使うことが、すべて失礼になるわけではありません。

私のチップの考え方|基本の金額に、感謝の気持ちを上乗せする

私は、タイでチップを渡す金額に、自分なりの目安を持っています。

だからといって、いつも決まった金額しか渡さないわけではありません。

マッサージを受けて、驚くほど身体が軽くなったとき。

ガイドさんが、とても丁寧に案内してくれたとき。

レストランのスタッフが、気持ちのよい対応をしてくれたとき。

そんな場面では、普段渡している金額に少し上乗せして、感謝の気持ちを伝えるようにしています。

例えば、いつも100バーツを渡しているマッサージで、特に素晴らしい施術を受けたなら、もう20バーツ〜50バーツ渡してもよいと思うのです。

カフェでも、つい小銭を入れてしまうことがあります(笑)

ちなみに、私はカフェでも、ほぼ毎回チップボックスに小銭を入れています。

タイ語で注文すると、店員さんにタイ語を褒められることがよくあります。

そうなると、うれしくて、ついお礼にお釣りの小銭を入れてしまうんです(笑)。

もちろん、カフェでは基本的にチップは必要ありません。

でも、こうしたちょっとしたやり取りから、感謝の気持ちを伝えたくなることもあります。

お釣りに端数のコインがあれば、チップボックスに入れてみるのもいいですね。

チップは、感謝を伝えるためのもの

もちろん、無理をして多く渡す必要はありません。

大切なのは、自分が納得できる範囲で、気持ちよく渡すことです。

基本の金額は、初めての旅行でも迷わず感謝を伝えるための目安。そこに上乗せする金額は、自分自身の「ありがとう」の気持ちです。

高級なお店だから多く渡すのではなく、相手の仕事や心遣いに、心から感謝したときに渡す。

私は、そんなチップの渡し方を大切にしています。

まとめ|タイのチップは、基本の目安を知って気持ちよく渡そう

タイでは、すべてのお店でチップを渡す必要はありません。

初めての旅行なら、まず次のことを覚えておけば十分です。

  • カフェや屋台、コンビニでは基本的に不要
  • レストランでは、サービス料の有無を確認する
  • タクシーでは、少額のお釣りを受け取らない程度でOK
  • 枕銭は、基本的に置かなくても大丈夫
  • ホテルの荷物運びは、20バーツ札1枚が目安
  • マッサージでは、基本的にチップを用意しておく
  • 現地ツアーでは、ガイドさんやドライバーさんへの感謝として渡すこともある

20バーツ札、50バーツ札、100バーツ札を何枚か用意しておけば、旅行中も迷いにくくなります。

そして、特に丁寧なサービスを受けたり、心から感謝したりしたときは、少し多めに渡してもよいでしょう。

私は、チップを渡すなら気持ちよく渡したい。それが、私の考えるタイ旅行のチップの基本です。

タイのお金に関しては、こちらの記事で詳しくご紹介しています。

→ タイ旅行のお金|両替・クレジットカード・現金の使い分け

初めてのタイ旅行を計画している方へ

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→ 初めてのタイ旅行|基本情報・準備・楽しみ方をわかりやすく解説

この記事を書いた人
まさよし

海外渡航50回以上、タイでの滞在歴は通算10年以上。タイ国政府観光庁公認のタイランド・スペシャリストです。「自分の妻や母にも、安心しておすすめできるか」を大切に、50代からの安心で快適な大人旅を紹介しています。

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