タイ入国ガイド|パスポート・ビザ・TDACをわかりやすく解説

初めてのタイ旅行で、出発前に確認しておきたいのが入国手続きです。

「ビザは必要なの?」「TDACって何?」「パスポートの有効期限はどれくらい必要?」

聞き慣れない言葉が出てくると、少し難しく感じるかもしれません。

でも、心配しすぎる必要はありません。

一般的な日本人の短期観光旅行なら、確認したいことはそれほど多くありません。

この記事では、タイ旅行のパスポート、ビザ、TDACについて、初めての方にもわかりやすく説明します。

日本にいる間に必要な準備を済ませて、安心してタイ旅行へ出発しましょう。

※この記事は、日本国籍の一般旅券を持ち、観光目的でタイを訪れる方を主な対象としています。制度に関する情報確認日:2026年11月3日。

まさよし

海外渡航50回以上、タイでの滞在歴は通算10年以上。タイ国政府観光庁公認のタイランド・スペシャリストです。「自分の妻や母にも、安心しておすすめできるか」を大切に、50代からの安心で快適な大人旅を紹介しています。

結論|タイ旅行の入国準備は、まずこの3つを確認

初めてのタイ旅行では、次の3つを押さえておきましょう。

確認すること基本的な内容
パスポートタイ入国時に残りの有効期間が6か月以上あるか確認
ビザ日本国籍の短期観光なら、原則として最長30日間はビザ免除
TDAC原則としてタイ到着前にオンライン登録が必要。登録は無料

これに加えて、往復航空券などの旅行日程と、滞在するホテルの情報も確認できるようにしておけば、準備を進めやすくなります。

難しい手続きを一度に覚える必要はありません。

パスポートと入国条件は旅行を予約する前に確認し、TDACはタイ到着の3日前から登録する。

まずは、この流れを覚えておきましょう。

1.パスポートの有効期限を確認しましょう

タイ旅行の準備で、最初に確認してほしいのがパスポートです。

すでにパスポートを持っている方も、有効期限を一度確認しておきましょう。

有効期間は6か月以上を確認

タイへの入国では、パスポートの残存有効期間が重要です。

タイ国政府観光庁では、タイ入国時に6か月以上の残存期間があることを案内しています。

旅行を予約する前に、パスポートの有効期限が十分に残っているか確認しておくと安心です。

残存期間が短い場合は、早めにパスポートの更新を検討してください。

また、航空会社によって搭乗時に求められる条件が異なる場合もあるため、利用する航空会社の案内も確認しましょう。

航空券の名前も確認してください

航空券を予約するときは、パスポートに記載されたローマ字の氏名と一致するように入力してください。

例えば、名前のスペルを間違えると、搭乗手続きで問題になる可能性があります。

予約を確定する前に、一文字ずつ確認することをおすすめします。

2.日本人のタイ観光旅行にビザは必要?

「海外旅行にはビザが必要なのでは?」と思う方もいらっしゃるでしょう。

ビザとは、外国へ入国する際に必要となる査証のことです。

ただし、日本国籍の方が短期間の観光でタイを訪れる場合は、一定の条件のもとでビザが免除されています。

2026年9月15日から、ビザ免除での滞在は最長30日間

2026年9月15日から、タイのビザ免除制度が変更されました。

現在、日本国籍の一般旅券を持つ方が観光目的でタイを訪れる場合、ビザなしで滞在できる期間は最長30日間です。

以前は最長60日間でしたが、現在は異なります。

例えば、バンコクへ3泊5日や4泊6日で旅行する場合は、一般的にこの30日間の範囲内です。

日本国籍の方が短期間の観光でタイを訪れる場合は、原則としてビザを取得する必要はありません。

ただし、30日を超えて滞在する場合や、観光以外の目的で渡航する場合は、必要な手続きが異なります。事前にタイ王国大使館などの公式情報を確認してください。

タイ国政府観光庁|ビザ免除制度の変更について

帰国便やホテルの予約情報も準備しておきましょう

入国審査では、帰国予定や滞在先などを確認されることがあります。

そのため、次の情報はスマートフォンなどですぐ確認できるようにしておくと便利です。

  • 帰国便または第三国へ向かう航空券
  • 宿泊するホテルの名前と住所
  • 滞在日程
  • 必要な旅行費用を用意していること

紙に印刷して持参する方法もあります。

予約情報がすぐに見つかるようにしておけば、空港でも落ち着いて行動できます。

3.TDACとは?タイ旅行には事前登録が必要です

続いて、初めてのタイ旅行で覚えておきたいのが「TDAC」です。

TDACとは、Thailand Digital Arrival Card(タイ・デジタル到着カード)の略称です。

以前の紙の入国カードに代わって導入された、オンラインの入国情報登録制度です。

TDACはビザではありません。

ビザが免除される日本人の観光旅行者も、原則として登録が必要です。

TDACの基本情報

項目内容
登録する人原則としてタイに入国する外国籍の旅行者
登録時期タイ到着の3日前から(到着日を含む)
登録方法タイ入国管理局の公式サイト
登録料金無料
主に必要な情報パスポート、航空便、宿泊先など
登録後確認用の二次元コードを保存

TDACは、タイ入国管理局の公式サイトから登録できます。

TDAC公式登録サイト

偽の登録サイトや有料の代行サイトもあるため、公式URLを確認してください。

公式のTDAC登録にクレジットカード情報や手数料は必要ありません。

TDACはいつ登録する?

TDACを登録できるのは、タイ到着の3日前からです。

旅行を予約した直後など、何週間も前に登録することはできません。

大切なのは、日本の出発日ではなく、タイの到着日を基準にすることです。

例えば、夜に日本を出発して翌日にタイへ到着する便なら、タイに到着する日付を確認して登録してください。

私は、空港に着いてから手続きをするより、登録できる期間になったら日本にいる間に済ませておくことをおすすめします。

4.TDACの登録方法を順番に説明します

登録には、パスポート、航空券、ホテルの予約情報などを使います。

まずは、必要なものを手元に用意してください。

STEP 1|必要な情報を準備する

主に次の情報を使います。

  • パスポートに記載された氏名・旅券番号など
  • タイへの到着日
  • 利用する航空便の情報
  • タイでの宿泊先の名前と住所
  • 連絡用のメールアドレス
  • 渡航目的などの旅行情報

複数のホテルに泊まる場合は、基本的にタイ到着後、最初に宿泊する場所の情報を使用します。

予約確認メールを開ける状態にしておくと、入力がスムーズです。

STEP 2|公式サイトへアクセスする

タイ到着の3日前以降に、次の公式サイトへアクセスしてください。

TDAC公式登録サイトを開く

表示言語を日本語に切り替えられます。

なお、画面を日本語表示にしても、氏名や住所などの入力は英語・ローマ字で行う案内になっています。

STEP 3|パスポート情報と旅行情報を入力する

画面の案内に従って、パスポート情報や旅行情報を入力します。

航空便名、タイへの到着日、宿泊するホテルなどを確認しながら進めましょう。

必要に応じて、健康申告に関する情報の入力も求められます。

焦らず、画面に表示された内容を一つずつ確認すれば大丈夫です。

STEP 4|入力内容を確認して送信する

入力が終わったら、氏名、パスポート番号、到着日、ホテルの住所などに間違いがないか確認します。

特に、パスポート番号の入力間違いには注意してください。

必要な確認を行ったら、登録を送信します。

STEP 5|確認用の二次元コードを保存する

登録が完了したら、確認用の二次元コードが発行されます。

画面からダウンロードし、登録したメールアドレスに届く情報も確認してください。

私は、次のように準備しておくと安心だと思います。

  • スマートフォンにダウンロードして保存する
  • すぐ開けるようにスクリーンショットを撮る
  • 必要に応じて紙にも印刷する

空港でインターネットにつながらなくても提示できるようにしておけば、落ち着いて行動できます。

画面の操作方法を詳しく知りたい方は、タイ国政府観光庁が公開している日本語の説明を参考にしてください。

タイ国政府観光庁|TDAC登録方法とよくある質問

※画面の表示や入力項目は変更される場合があります。実際の登録時には公式サイトの案内を優先してください。

5.TDACでよくある疑問

夫婦で旅行する場合、2人とも登録が必要?

はい。

タイへ入国する旅行者は、原則として一人ずつ登録情報が必要です。

ただし、TDACには家族など複数の旅行者をまとめて申請できる機能があります。

一人で2人分の情報を登録することも可能です。

登録後は、それぞれの確認情報を保存しておきましょう。

スマートフォンがなくても大丈夫?

スマートフォン以外に、パソコンなどからも登録できます。

登録を済ませたら、確認情報を印刷して持参する方法もあります。

登録した内容を間違えたら?

TDACには登録情報を更新する機能があります。

ただし、氏名やパスポート番号など、一部の重要な項目は変更できません。

そのような場合は、正しい情報で再登録する方法が案内されています。

航空便やホテルが変更になった場合も、必要に応じて登録情報を修正しましょう。

タイから一度出国して、また戻る場合は?

TDACは1回の入国に対する登録です。

タイから別の国へ移動し、再びタイへ入国する場合は、新しいTDACの登録が必要です。

乗り継ぎだけでも登録が必要?

タイの空港で乗り継ぐだけで、入国審査を通過しない場合は、原則としてTDACの登録は不要です。

一方、乗り継ぎのために一度タイへ入国する場合は、登録が必要になります。

自分の乗り継ぎ方法がわからない場合は、利用する航空会社にも確認しておきましょう。

6.旅行準備は、この順番で進めるとわかりやすい

入国準備は、一度に全部済ませる必要はありません。

私は、次のように分けて考えるとわかりやすいと思います。

タイミング準備すること
旅行を計画するときパスポートの有効期限、ビザの要否を確認
航空券・ホテルを予約するとき氏名、到着日、宿泊先情報を確認
出発前最新の入国条件と旅行の予約情報を確認
タイ到着の3日前からTDACを公式サイトで登録
日本を出発する前パスポート、航空券、TDACの確認情報を保存

この順番なら、「何をいつ準備するのか」が整理できます。

何より、旅行前に必要なことを済ませておけば、出発当日は旅そのものを楽しみにできます。

7.タイ旅行の入国準備チェックリスト

最後に、確認しておきたいことをまとめます。

  • パスポートの有効期限が十分に残っている
  • 航空券の氏名がパスポートと一致している
  • 自分の旅行にビザが必要か確認した
  • 帰国便などの予約情報を保存した
  • 最初に泊まるホテルの名前と住所を確認した
  • タイ到着の3日前からTDACを登録する予定を立てた
  • TDACを公式サイトで登録した
  • TDACの確認用二次元コードを保存した
  • 出発前に最新の公式情報を再確認した

準備が済んだものから、一つずつチェックしてください。

必要な準備を済ませて、タイ旅行を楽しみましょう

初めてタイへ行くときは、入国手続きが少し難しく感じるかもしれません。

でも、最初に確認しておきたいことは、パスポート、ビザ、TDACの3つです。

順番に準備していけば、必要以上に心配することはありません。

私は、せっかくの旅行ですから、出発前の不安に時間を使うより、現地で何を楽しむか考える時間を大切にしていただきたいと思っています。

美しい寺院を訪ねたり、おいしいタイ料理を味わったり、ホテルでゆったりくつろいだり。

そんな楽しい時間を思い浮かべながら、旅行の準備を進めてください。

どうぞ、素敵なタイ旅行を楽しんでください。

初めてのタイ旅行を計画している方へ

タイの首都や時差、気候、歴史、観光の楽しみ方など、初めてのタイ旅行で知っておきたい基本情報は、こちらの記事でご紹介しています。

→ 初めてのタイ旅行|基本情報・準備・楽しみ方をわかりやすく解説

公式情報・参考リンク

制度に関する情報確認日:2026年11月3日

入国条件は変更される場合があります。旅行前には必ず最新の公式案内を確認してください。

この記事を書いた人
まさよし

海外渡航50回以上、タイでの滞在歴は通算10年以上。タイ国政府観光庁公認のタイランド・スペシャリストです。「自分の妻や母にも、安心しておすすめできるか」を大切に、50代からの安心で快適な大人旅を紹介しています。

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