タイ旅行の大きな楽しみの一つが、おいしいタイ料理です。
トムヤムクンやパッタイ、ガパオライスなど、日本でもおなじみの料理がたくさんあります。
でも、初めてタイを訪れる方の中には、「タイ料理は辛そう」「パクチーが苦手だけど大丈夫?」と心配している方もいるのではないでしょうか。
実は、タイ料理は辛いものばかりではありません。
あっさりした鶏肉料理や炒めご飯、食べやすい麺料理など、辛いものが苦手な方でも楽しめる料理がたくさんあります。
また、タイ料理を食べるために、必ずしも屋台へ行く必要はありません。
バンコクには、冷房の効いたレストランやショッピングモールのフードコートも充実しています。
今回は、初めてタイを旅行する方にぜひ知っていただきたい、おすすめのタイ料理12品をご紹介します。
料理の特徴や辛さの目安、食事を楽しむためのポイントもお伝えしますので、ぜひ旅行中のメニュー選びに役立ててください。
まずは知っておきたい|タイ料理は辛いものばかりではない
タイ料理というと、唐辛子の効いた辛い料理をイメージするかもしれません。
もちろん、トムヤムクンやグリーンカレー、ソムタムなど、辛さが特徴の料理もあります。
一方で、カオマンガイやカオパット、パッタイなど、比較的辛さを抑えた料理も豊富です。
タイ料理のおいしさは、辛さだけではありません。
甘味、酸味、塩味、うま味、そしてハーブの香り。 さまざまな味の組み合わせが、タイ料理ならではの魅力です。
初めての方は、まず食べやすい料理から試して、少しずつ好みの味を見つけていくのもよいでしょう。
1.まず食べたい、ご飯と麺の定番料理
① パッタイ|タイ風焼きそば
米粉の麺を、卵やエビ、もやし、ニラなどと一緒に炒めたタイの代表的な麺料理です。
甘酸っぱい味付けが特徴で、辛さは控えめなことが多く、初めての方にも食べやすい一品です。
添えられたライムを絞ると、さっぱりした味わいに変わります。
唐辛子やピーナッツが別添えになっていることもあるので、好みに合わせて調整できます。
辛い料理が苦手な方にも、まずおすすめしたいタイ料理です。
② カオマンガイ|鶏肉のうま味を楽しむご飯料理
鶏のスープで炊いたご飯に、しっとりとした茹で鶏などをのせた料理です。
鶏肉のうま味が感じられ、比較的あっさりとした味わいが特徴です。
別添えのタレには唐辛子が入っていることもあるため、辛いものが苦手なら、最初は少しずつ試してみましょう。
日本人にもなじみやすい味で、タイ料理を初めて食べる方にもおすすめです。
③ カオパット|タイ風チャーハン
ご飯を卵や野菜、肉、エビなどと炒めたタイ風チャーハンです。
日本のチャーハンに近い感覚で食べられ、基本的には辛さが控えめな料理です。
エビ入りや鶏肉入りなど、具材を選べるお店もあります。
添えられたライムを絞ったり、調味料を少し加えたりして、好みの味にするのもタイらしい楽しみ方です。
何を食べようか迷ったときに、選びやすい料理の一つです。
④ クイッティアオ|あっさり味から楽しめるタイの麺料理
クイッティアオは、米粉の麺を使ったタイの麺料理です。
細い麺や平たい麺、スープあり・なしなど、さまざまな種類があります。
澄んだスープの麺は比較的あっさりしていて、軽めの食事をしたいときにも向いています。
ただし、最初から辛い味付けになっているメニューもあるので、注文時に確認しましょう。
麺料理が好きな方には、ぜひ試していただきたい一品です。
⑤ ガパオライス|香り豊かなバジル炒めご飯
肉や魚介類などを、ホーリーバジルや唐辛子、ニンニクなどと炒め、ご飯と一緒に食べる料理です。
日本でも人気があり、タイ料理の定番として知られています。
目玉焼きをのせたものも人気です。
ただし、現地のガパオライスは、思っている以上に辛いことがあります。
辛いものが苦手な方は、注文時に辛さを控えめにしてもらえるか確認しましょう。
2.タイらしい味と香りを楽しむ人気料理
⑥ トムヤムクン|辛味と酸味が特徴のエビのスープ
タイを代表するスープ料理といえば、トムヤムクンです。
エビのうま味に、レモングラスやライム、唐辛子などの香りと味わいが加わります。
酸っぱさと辛さが組み合わさった、タイならではのスープです。
透明感のあるスープや、コクのあるクリーミーなタイプなど、お店によっても違いがあります。
辛さが気になる方は、最初から大きな一皿を注文せず、同行者と少しずつ味わってみるのもよいでしょう。
⑦ グリーンカレー|ココナッツミルクのコクとスパイス
鶏肉や野菜などを、グリーンカレーペーストとココナッツミルクで煮込んだ料理です。
ココナッツミルクのまろやかな味わいと、ハーブやスパイスの香りが特徴です。
見た目は優しい色ですが、辛さが強いことも多い料理です。
辛いものが好きな方には、ぜひ試していただきたいタイ料理の一つ。
ご飯と一緒に食べると、カレーの風味を楽しめます。
⑧ マッサマンカレー|比較的まろやかなタイカレー
ココナッツミルクにスパイスを加え、肉やジャガイモなどを煮込んだカレーです。
シナモンなどの香りが感じられ、ほかのタイカレーとは少し違った味わいがあります。
グリーンカレーに比べると、比較的まろやかなものが多く、辛い料理が苦手な方にも候補になります。
ただし、お店によって辛さや材料は異なります。
タイカレーに挑戦してみたいけれど、強い辛さは苦手という方は、マッサマンカレーから試してみるのもおすすめです。
⑨ プーパッポンカリー|カニと卵のカレー炒め
カニを卵やカレー風味のソースで炒めた、人気のタイ料理です。
ふんわりした卵とカニのうま味が特徴で、タイ料理の中でも比較的食べやすい味付けのものが多くあります。
ご飯との相性もよく、複数人で取り分けて楽しむのにも向いています。
ただし、カニを使った料理なので、ほかの定番料理より料金が高くなることがあります。
注文前に、価格や量を確認しておくと安心です。
⑩ ソムタム|青パパイヤのさっぱりしたサラダ
細切りにした青パパイヤを、ライムやナンプラー、唐辛子などで味付けしたサラダです。
シャキシャキした食感と、酸味・甘味・辛味の組み合わせが特徴です。
タイ東北地方の料理として知られ、焼き鳥のようなガイヤーンや、もち米と一緒に食べることもあります。
ただし、ソムタムはかなり辛いことがあるので注意しましょう。
辛さを調整してもらえる場合は、唐辛子を少なめにして注文するのがおすすめです。
⑪ ガイヤーン|香ばしいタイ風焼き鳥
鶏肉に下味をつけ、香ばしく焼いたタイ風の焼き鳥です。
ハーブや調味料の風味が感じられ、肉そのものは比較的食べやすい料理です。
辛いタレが添えられていることもあるので、辛さが苦手な方はタレの量を調整しましょう。
ソムタムやもち米と組み合わせるのも定番の楽しみ方です。
タイ料理を何品か注文して、同行者と取り分けるときにもおすすめです。
3.食後に楽しみたいタイのスイーツ
⑫ カオニャオ・マムアン|マンゴーともち米のデザート
タイで人気のデザート、カオニャオ・マムアン。
甘く熟したマンゴーと、ココナッツミルクで味付けしたもち米を一緒に食べるスイーツです。
初めて見ると「マンゴーとご飯?」と驚くかもしれませんが、甘いココナッツミルクともち米がよく合います。
マンゴーが好きな方には、ぜひ試していただきたいデザートです。
お店や季節によって、マンゴーの種類や味わいも異なります。
辛いものが苦手な方におすすめのタイ料理は?
ここまで12品をご紹介しましたが、辛いものが苦手な方は、まず次の料理から選んでみてはいかがでしょうか。
| 料理 | 特徴 |
|---|---|
| パッタイ | 甘酸っぱい味付けのタイ風焼きそば |
| カオマンガイ | 鶏肉のうま味を楽しめるご飯料理 |
| カオパット | 日本人にもなじみやすいタイ風チャーハン |
| クイッティアオ | あっさりしたスープ麺も選べる |
| ガイヤーン | 香ばしい鶏肉料理。辛いタレは調整できる |
| マッサマンカレー | 比較的まろやかな味わいのタイカレー |
※辛さはお店や調理方法によって異なります。辛いものが苦手な方は、注文時に確認してください。
最初から辛い料理に挑戦する必要はありません。
まずは自分に合う料理を楽しみ、気になるものを少しずつ試してみましょう。
タイ料理はどこで食べる?屋台だけじゃありません
タイ料理を楽しめる場所は、屋台やローカル食堂だけではありません。
初めての方には、レストランやショッピングモールのフードコートもおすすめです。
レストラン|落ち着いて食事を楽しみたい方に
レストランなら、座ってゆっくりメニューを選び、落ち着いて食事を楽しめます。
写真付きや英語表記のメニューがあるお店も多く、料理の内容を確認しやすいのも魅力です。
50代からの旅行では、観光で歩き回ったあとに、冷房の効いた店内でゆっくり食事をする時間も大切にしたいですね。
フードコート|好きな料理を気軽に選びたい方に
バンコクのショッピングモールには、タイ料理を気軽に楽しめるフードコートが数多くあります。
料理の写真や実物を見ながら選べる店舗もあり、初めての方でも利用しやすいのが魅力です。
例えば、アソークのターミナル21や、プロンポンの大型モール、アイコンサイアムなどでも、さまざまな料理を楽しめます。
注文や支払いの方法は施設によって異なるため、現地の案内を確認しましょう。
屋台・ローカル食堂|タイらしい雰囲気を楽しみたい方に
屋台やローカル食堂には、気軽に楽しめる料理がたくさんあります。
活気のある雰囲気の中で食事をするのも、タイ旅行の魅力です。
ただし、無理に挑戦する必要はありません。
初めての方は、調理場所や食器の状態を確認し、できたての温かい料理を選ぶとよいでしょう。
大切なのは、屋台で食べることではなく、自分が安心しておいしい食事を楽しめること。
その日の気分や体調に合わせて、好きなお店を選んでください。
タイ料理を注文するときに知っておきたいこと
辛さが苦手なら「マイ・ペット」
タイ語で「辛くない」は、**「マイ・ペット(ไม่เผ็ด)」**と言います。
辛さを控えめにしたいときは、注文時に伝えてみましょう。
ただし、カレーやスープなど、あらかじめ辛い調味料が使われている料理は、辛さを完全になくせないこともあります。
無理に辛い料理を注文せず、最初から辛さ控えめの料理を選ぶのもよい方法です。
パクチーが苦手でも大丈夫
タイ料理にはパクチーが使われることがありますが、すべての料理に入っているわけではありません。
また、料理によってはパクチーを抜いてもらえる場合もあります。
苦手な食材があるときは、注文時に伝えましょう。
翻訳アプリを使って確認するのも便利です。
アレルギーがある場合は、材料を必ず確認する
タイ料理には、エビ、カニ、ピーナッツ、魚醤など、さまざまな食材や調味料が使われます。
料理名だけでは、すべての材料がわからないこともあります。
食物アレルギーがある方は、事前に避ける必要のある食材をタイ語で伝えられるよう準備し、お店にも確認してください。
まとめ|タイ旅行では、おいしい料理を自分のペースで楽しもう
タイには、辛さが特徴の料理だけでなく、あっさりした麺料理やご飯料理、香ばしい肉料理、甘いスイーツなど、さまざまなおいしさがあります。
初めての方なら、まずはパッタイやカオマンガイ、カオパットなど、食べやすい料理から試してみるのもよいでしょう。
そして、慣れてきたらトムヤムクンやグリーンカレーなど、タイならではの味にも挑戦してみてください。
もちろん、毎食タイ料理を食べる必要はありません。
日本食や洋食も選びながら、気分や体調に合わせて食事を楽しむのもよいと思います。
せっかくのタイ旅行です。無理をせず、自分がおいしいと思える料理を、ゆっくり楽しんでください。
初めてのタイ旅行を計画している方へ
タイの首都や時差、気候、歴史、観光の楽しみ方など、初めてのタイ旅行で知っておきたい基本情報は、こちらの記事でご紹介しています。
