タイ旅行の航空券選び|直行便・LCC・予約前の注意点を解説

初めてのタイ旅行。航空券を探してみると、航空会社も料金もさまざまで、どれを選べばよいのか迷う方も多いのではないでしょうか。

同じ日本からバンコクへの旅行でも、直行便か乗り継ぎ便か、どの時間帯に到着するかによって、移動の負担は大きく変わります。

私が50代以上の方におすすめしたいのは、航空券の料金だけでなく、タイに到着してからの過ごしやすさまで考えて選ぶことです。

せっかくの海外旅行です。移動で疲れきってしまうより、できるだけ元気な状態で旅を始めたいですよね。

この記事では、直行便と乗り継ぎ便の違い、LCCの選び方、バンコクの2つの空港、予約前に確認したいことなどを、初めての方にもわかりやすくご紹介します。

まさよし

海外渡航50回以上、タイでの滞在歴は通算10年以上。タイ国政府観光庁公認のタイランド・スペシャリストです。「自分の妻や母にも、安心しておすすめできるか」を大切に、50代からの安心で快適な大人旅を紹介しています。

結論|初めてのタイ旅行なら、直行便がおすすめ

私が初めてタイを訪れる50代以上の方におすすめしたいのは、日本からバンコクへの直行便です。

もし妻と母だけでタイ旅行をするなら、私は乗り継ぎ便を選びません。

乗り継ぎ便の方が安い場合もありますが、途中の空港での移動や待ち時間、飛行機の遅延による乗り継ぎへの影響などを考えると、直行便の方が移動の負担を抑えやすいからです。

もちろん、乗り継ぎ便にもメリットがあります。料金を優先したい方や、経由地での滞在を楽しみたい方には、よい選択肢です。

ただ、初めてのタイ旅行なら、まずは直行便を基準に比較することをおすすめします。

大切なのは、航空券を少しでも安く買うことだけではありません。タイに到着したとき、できるだけ元気な状態で旅を始められること。

私は、そこにお金を使う価値があると思っています。

1.直行便と乗り継ぎ便、どちらを選ぶ?

日本からバンコクへ向かう航空券には、大きく分けて直行便と乗り継ぎ便があります。

直行便|移動の負担を減らしたい方に

直行便は、日本の空港を出発して、そのままバンコクへ向かう便です。

所要時間は出発地や便によって異なりますが、おおむね6〜7時間程度です。

直行便の一番のメリットは、途中で飛行機を乗り換える必要がないことです。

慣れない空港で乗り継ぎゲートを探したり、次の便の出発時間を気にしたりする必要がありません。

乗り継ぎのための待ち時間もないため、移動全体の予定が立てやすくなります。

特に、短い日程でバンコクを楽しむなら、移動に使う時間はできるだけ減らしたいところです。

私は、利用しやすい直行便があるなら、まずその便から検討することをおすすめします。

乗り継ぎ便|料金や出発地によっては選択肢になる

乗り継ぎ便は、途中の空港で別の飛行機に乗り換えてタイへ向かう方法です。

直行便より料金が安くなる場合や、近くの空港から出発しやすい場合があります。

ただし、航空券を比較するときは、飛行時間だけでなく、乗り継ぎの待ち時間を含めた所要時間を確認しましょう。

また、乗り継ぎ時間が短すぎると慌ただしくなり、長すぎると空港で過ごす時間が増えます。

初めての海外旅行で乗り継ぎ便を選ぶなら、次の点も確認したいところです。

  • 乗り継ぎ空港で、どのくらい待つのか
  • 空港内でターミナルの移動が必要か
  • 預けた荷物を途中で受け取り、再び預ける必要があるか
  • 乗り継ぎに必要な入国手続きなどがないか

特に、別々に購入した航空券を組み合わせる場合は注意が必要です。

最初の便が遅れて次の便に乗れなくなったとき、航空会社による振り替えなどの対応を受けられない場合があります。

慣れていない方は、複雑な乗り継ぎを避け、できるだけわかりやすい旅程を選びましょう。

2.フルサービス航空会社とLCC、何が違う?

航空券を探していると、「フルサービス航空会社」と「LCC」という言葉を目にします。

フルサービス航空会社は、一般に機内食や預け荷物などのサービスを運賃に含むことが多い航空会社です。

一方、LCC(格安航空会社)は、基本運賃を抑え、必要なサービスを追加料金で選ぶ仕組みが中心です。

ただし、実際に含まれるサービスは、航空会社や購入する運賃の種類によって異なります。

比較する項目確認したいこと
航空券の料金往復の最終支払額
預け荷物スーツケースを預ける料金が含まれるか
座席指定同行者と隣同士の席を選べるか
機内食食事が含まれるか、別料金か
変更・キャンセル変更や払い戻しが可能か

LCCは、追加料金を含めた総額で比較する

LCCの魅力は、比較的手頃な運賃が見つかることです。

ただし、最初に表示された料金に、預け荷物や座席指定、機内食などが含まれていない場合があります。

例えば、スーツケースを預け、夫婦で隣同士の席を指定し、機内食も利用するなら、それらの費用を加えて比較しましょう。

追加料金を含めてもLCCの方が安ければ、十分魅力的な選択肢です。

反対に、フルサービス航空会社との料金差が小さくなるなら、サービス内容も含めて比較したいですね。

最初に表示された運賃ではなく、自分に必要なサービスを含めた総額で判断することが大切です。

50代以上ならLCCを避けた方がいい?

私は、そうは思いません。

LCCでも、自分に合った座席やサービスを選べば、快適に利用できる場合があります。

反対に、フルサービス航空会社であっても、運賃の種類や座席によって条件は異なります。

年齢だけで決めるのではなく、料金とサービスの内容を比べ、納得できる航空券を選びましょう。

また、LCCでも直行便はあります。

直行便か乗り継ぎ便かということと、LCCかフルサービス航空会社かということは、分けて考えるのがおすすめです。

3.バンコクには2つの国際空港がある

航空券を予約するときに、必ず確認したいのが到着空港です。

バンコクには、主に次の2つの国際空港があります。

空港空港コード特徴
スワンナプーム国際空港BKK日本からの国際線を含め、多くの航空便が発着する主要空港
ドンムアン国際空港DMKLCCなどが多く利用する、バンコク北部の空港

この2つの空港は、別々の場所にあります。

航空券の予約画面に「バンコク」と表示されていても、BKKなのかDMKなのかを必ず確認しましょう。

一般に、タイ国際航空、JAL、ANAなどの便はスワンナプーム空港を利用します。

一方、LCCは航空会社や路線によって利用する空港が異なります。LCCだから必ずドンムアン空港というわけではありません。

また、往路と復路で利用する空港が異なる場合もあります。

到着空港だけでなく、帰国便がどちらの空港から出発するのかも確認してください。

どちらの空港にもバンコク市内へ向かう交通手段はありますが、移動方法や所要時間は異なります。

航空券を選ぶ段階で空港の場所を把握しておくと、ホテルまでの移動も計画しやすくなります。

4.航空券は、タイへの到着時間も大切

私が航空券を選ぶときに重視したいのが、タイに何時に到着するかです。

同じ直行便でも、昼間に到着する便もあれば、夜遅くに到着する便もあります。

航空券の料金だけを見るのではなく、到着後の過ごし方まで考えたいところです。

昼間から夕方に到着する便

昼間から夕方に到着する便なら、ホテルへの移動や到着後の予定を立てやすいでしょう。

ホテルにチェックインしたあと、近くで食事をしたり、早めに休んだりできる場合もあります。

ただし、飛行機の到着時刻が、そのままホテルに着く時刻ではありません。

入国審査や荷物の受け取り、空港からの移動には時間がかかります。

また、ホテルのチェックイン開始時刻より早く着く場合は、すぐに客室へ入れないこともあります。

夜遅くに到着する便

夜遅くに到着する便も、出発時間や料金によっては便利です。

ただ、飛行機を降りてから入国審査や荷物の受け取りを済ませ、ホテルへ移動することを考えると、休めるのはさらに遅い時間になる可能性があります。

特に初めてのタイ旅行なら、空港からホテルへの移動方法をあらかじめ決めておくと安心です。

また、深夜0時を過ぎてホテルへ到着する場合は、宿泊予約の日付を間違えないように注意しましょう。

早朝到着にも気をつけたい

日本を深夜に出発し、タイに早朝到着する便もあります。

朝から観光できるのは魅力ですが、飛行機の中で十分に眠れなければ、到着した時点で疲れているかもしれません。

さらに、朝早くホテルへ着いても、すぐに客室へ入れるとは限りません。

空港からホテルへ移動したあと、荷物を預けて観光するのか、早めにチェックインできるプランを利用するのか。

到着後の予定も考えておきたいですね。

航空券を選ぶときは、到着時刻だけでなく、その日の体力やホテルで休める時間まで考えましょう。

5.航空券はどこで予約する?

航空券は、航空会社の公式サイトや旅行予約サイトなどで購入できます。

それぞれに特徴があるので、自分に合った方法を選びましょう。

航空会社の公式サイト

航空会社の公式サイトでは、その航空会社の運賃や手荷物、座席、変更条件などを確認しながら予約できます。

航空会社から直接購入しておけば、予約後の問い合わせ先も比較的わかりやすくなります。

初めての方には、まず航空会社の公式サイトで料金や条件を確認することをおすすめします。

旅行予約サイト

旅行予約サイトは、複数の航空会社や便をまとめて比較できるのが便利です。

希望する日時の便を探したり、料金の違いを調べたりするのに役立ちます。

ただし、予約サイトによっては独自の手数料やキャンセル条件があり、変更・払い戻しの際に予約サイトを通じた手続きが必要になる場合があります。

日本語で予約できても、問い合わせ方法や対応時間はサービスによって異なります。

予約前には、困ったときにどこへ連絡するのかも確認しておきましょう。

私がおすすめする探し方

最初に比較サイトなどを使い、希望する日程の航空便と料金を調べます。

気になる便が見つかったら、航空会社の公式サイトでも、同じ便・同じ条件の料金を確認してみましょう。

そのうえで、次の点を比較します。

  • 手荷物や座席指定を含めた料金
  • 出発・到着時間
  • 変更・キャンセル条件
  • 予約後の問い合わせや手続きのしやすさ

少しでも安いことだけを優先せず、万が一のときにも対応しやすい予約方法かどうかまで考えて選びたいですね。

航空券はいつ予約する?

航空券の料金は、旅行時期や空席状況などによって変わります。

「何か月前なら必ず安い」という決まった法則があるわけではありません。

旅行の日程が決まったら、早めに希望する便の料金を調べ、予算と条件に合う航空券を検討しましょう。

年末年始や大型連休など、旅行者が増える時期は特に、希望する便や座席が確保できるかも確認したいところです。

6.航空券を予約する前に確認したい6つのこと

購入する航空券が決まったら、最後に予約内容を確認しましょう。

① 氏名はパスポートと一致しているか

国際線の航空券では、搭乗者の氏名がパスポートの表記と一致していることが大切です。

姓名を逆に入力したり、ローマ字のスペルを間違えたりしないよう、パスポートを見ながら入力しましょう。

予約後に修正できない場合や、手数料が必要になる場合もあります。

② 出発日・帰国日・時刻は正しいか

往復の日付と発着時刻を確認しましょう。

日本とタイには2時間の時差があります。

航空券に表示される時刻は、通常、それぞれの空港の現地時刻です。

特に深夜便は、出発日や到着日を間違えないよう注意してください。

③ 利用する空港は正しいか

日本側の出発空港と、タイ側の到着空港を確認しましょう。

バンコクでは、スワンナプーム(BKK)とドンムアン(DMK)の違いに注意が必要です。

帰国便の出発空港も忘れずに確認してください。

④ 預ける荷物の条件は合っているか

スーツケースを預ける予定なら、預けられる個数や重量、追加料金を確認しましょう。

帰国時はお土産などで荷物が増えることもあります。

往路だけでなく、復路の条件も確認しておくと安心です。

⑤ 座席指定や機内サービスは必要か

同行者と隣同士に座りたい場合は、座席指定の条件を確認しましょう。

また、座席の広さや足元の余裕を重視する方は、座席の種類も確認したいところです。

機内食や飲み物なども、航空券に含まれる内容は航空会社や運賃によって異なります。

⑥ 変更・キャンセル条件を理解しているか

安い航空券の中には、予約後の変更ができなかったり、キャンセルしても返金されなかったりするものがあります。

変更可能な航空券でも、手数料や運賃の差額が必要になる場合があります。

「購入後に予定が変わったらどうなるか」まで確認してから予約しましょう。

予約が完了したら、確認メールや予約番号を保存し、予約内容に間違いがないかもう一度確認してください。

7.航空券が決まったら、ホテルと空港からの移動を確認しよう

航空券を予約したら、次に確認したいのがホテルの場所と空港からの移動方法です。

初めてのバンコク旅行なら、観光に便利なアソーク、食事や買い物が充実したプロンポン、ホテルでゆったり過ごせるチャオプラヤー川沿いなどがおすすめです。

それぞれのエリアの特徴とホテル選びのポイントは、こちらの記事でご紹介しています。

→ 初めてのバンコク旅行|ホテルはどこに泊まる?おすすめエリア3選

また、スワンナプーム空港へ到着する方は、ホテルまでの交通手段も確認しておきましょう。

空港鉄道、タクシー、Grab、事前予約送迎の4つの方法を比較しています。

→ スワンナプーム空港からホテルへ|4つの移動方法と私のおすすめ

※ドンムアン空港を利用する場合は、移動方法が異なります。

まとめ|航空券は、旅の始まりを快適にするために選ぼう

初めてのタイ旅行では、航空券の料金だけでなく、直行便か乗り継ぎ便か、到着時間、空港の場所、手荷物や座席の条件まで確認しましょう。

私がおすすめしたいのは、まず直行便を基準にして、料金と到着時間のバランスがよい航空券を探すことです。

もちろん、予算を優先してLCCや乗り継ぎ便を選ぶのも、よい方法です。

大切なのは、自分が何を優先したいのかを決め、納得できる航空券を選ぶこと。

何でも高いものを選ぶ必要はありません。でも、移動の負担を減らすためにお金を使うことには、それだけの価値があると私は思っています。

せっかくのタイ旅行です。

できるだけ元気な状態でタイに到着し、旅の初日から楽しい時間を過ごしてください。

初めてのタイ旅行を計画している方へ

タイの首都や時差、気候、歴史、観光の楽しみ方など、初めてのタイ旅行で知っておきたい基本情報は、こちらの記事でご紹介しています。

→ 初めてのタイ旅行|基本情報・準備・楽しみ方をわかりやすく解説

この記事を書いた人
まさよし

海外渡航50回以上、タイでの滞在歴は通算10年以上。タイ国政府観光庁公認のタイランド・スペシャリストです。「自分の妻や母にも、安心しておすすめできるか」を大切に、50代からの安心で快適な大人旅を紹介しています。

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